ニュージーランドに移住してフリーランスのグラフィックデザイナーとしての生活開始!
ニュージーランドに移住したのが2002年の6月なので、もうすぐ14年が経ちます。最初はワーキングホリデーでニュージーランドに入国し、その後ワークビザに切り替え4、5年ほど経ってからて永住権を取得しました。
ニュージーランドでは現地の日系企業で1社目に3年、2社目に10年ほど、合計13年間グラフィックデザイナーとして印刷物からウェブサイト制作など携わってきました。そして今年の3月末で2社目を退社し、2016年4月より独立してフリーランスのグラフィックデザイナー「Cloud 9 Works」となった訳です。
どうしてニュージーランドに移住したのか
大学3年生が終わってから1年間休学してにニュージーランドのオークランドに留学してたのがきっかけです。その時ニュージーランドの自然、何もない素朴な感じが好きになり、またいつか戻ってきて移住したいと思ってました。
日本に帰国後は、ニュージーランドで働くにはどういった職業が良いのかいろいろ調べたところ、当時はまだ少なかったグラフィックデザインの仕事なら需要がありそうだと思い、日本でグラフィックデザインの仕事に就き経験を積みました。
また、ニュージーランドの永住権方法もしっかりと調べ、日本での職歴がポイントに加算されるだけの年数を働いた後に、ワーキングホリデービザでニュージーランドに渡航しました。実はニュージーランドで初めて職に就いた会社には日本にいる時に履歴書を送って、渡航後に面接のお願いをしていたのです。
そうです。ニュージーランドへの移住は計画的だったのです。
ニュージーランドで起業するのは簡単!
ニュージーランドでフリーランスのグラフィックデザイナーになるには、2種類の方法があります。1つ目は正式な会社登録をして会社作る方法、2つ目はSole Trader(自営)としてフリーランスになる方法です。
会社を作るといっても、ニュージーランドの場合はインターネットであっという間に手続きができてしまうのです。ニュージーランドは起業しやすい国としてトップクラスです。
更に、Sole Trader(自営業)に関していえば、特に法的手続きなどはしなくてもOKなのです!どういう事かと言うと、自分で「私はフリーランスです!」と言えば、フリーランスとして営業をしても良いのです。ただし、業種・職種によってはライセンスが必要な場合もあります。もちろん、税金はしっかりと納めなくてはいけません。
フリーランスなら会社を作るのと、Sole Trader(自営業)のどっちがいい?
会社として登録した場合は年間にかかるコストが増えるので、フリーランスとして最初はSole Traderからスタートして、売り上げが伸びて来たら会社を作ると言うパターンが良いようです。
Sole Traderの主なメリット
- 気軽に始められる
- 登録の必要がない
Sole Traderの主なデメリット
- 損失が出た場合、税金、借金など全て自分で責任を負わなくていはいけなく、個人資産を守ることができない
- 信頼では会社よりも劣る
- ビジネスを売ることが難しい
基本的にグラフィックデザインの仕事は自分の技術料で稼いでいるので、損失が出るパターンは少ないと思います。あるとしたら大量の印刷を発注した時くらいだと思います。
フリーランスのグラフィックデザイナー「Cloud 9 Works」を始動
と言うことで、私は、ニュージーランドでSole Traderとしてフリーランスのグラフィックデザイナー「Cloud 9 Works」の活動を2016年4月より開始することにしました。仕事の内容は、ウェブサイト制作、印刷物デザイン、写真撮影です。ニュージーランドはもちろん、日本から、世界各国からのお仕事も承りますので、お気軽にお問い合わせください。